Vol.714 21.Apr.2017

Aruduino(4)〜I2CでLCD表示〜 富山県美術館と環水公園 USB電源供給能力チェッカー

A Aruduino (4) 〜I2CでLCD表示〜

by fjk

I2Cは2本の信号線(SCL、SDA)を使って周辺機器とデータのやりとりを行うことが出来る。周辺機器との配線が少なくすみ、ピン数が少ないチップを使うときは便利である。AruduinoでI2Cを使った例やライブラリは既に多く報告されているが、今回はI2Cの勉強をかねて、Arduinoに標準で準備されているwireライブラリを使い、秋月電子で入手した液晶LCD(AQM0802M)に文字の表示を行うことにした(AQM082MにはST703iが用いられ、ArduinoのST703i用ライブラリもよく使われている)。
 秋月電子の付属説明書などを参考に、ロマンチック・アイロニーさんのスケッチを手本として、電源電圧が5Vで動作するスケッチに変更(Power/IconControle/ContrastSetのBonをoffにするだけ)し、UNOに書き込んだところ、正常に動作した。I2CでLCDを使う上で、注意すべき点をいくつか、

@ 配線はSCL、SDA、Vcc、Gnd、Resetで変換ボードでPullupとコンデンサ接続が可能。
A スレーブアドレスは7CH(スケッチでは3EH)。
B 送信バイトは、「アドレス」「コントロール」「コマンド/データ」・・と送信。
(コントロール=00Hの次はコマンド、コントロール=04Hの次はデータ)

なお、コントロールチップが同じLCDでは、本スケッチをそのまま使えるが、コントロールチップが異なる他のLCDの場合、スレーブアドレスやコントロールが異なるので、他のLCDで利用する場合は注意が必要です。
ブレッド配線(LEDの下にも配線) LCD動作中(AQM0802A+変換基板) 回路図(LCD表示)
I2CによるLCD表示スケッチ (aqm0802a.ino), (aqm0802a.zip)



T 富山県美術館と環水公園

by fjk

部分開業中の富山県美術館に行ってきました。展示物はありませんが、綺麗な建物、環水公園から立山連峰の展望など、見所が結構あります。駐車場は1階にありますが、部分開業中でも、土日は混雑し車の列ができるようです(平日だったので空いていました)。駐車場は有料ですが2時間まで無料です(環水公園利用でもOK)。4月29日にはオノマトベの屋上がオープンし、ますます混み合いそうです。レストランの日本橋たいめいけんやSwallowCafeは平日でも人が並び、時間に余裕を持って行く必要があります。なお、休館日は祝日を除く水曜日(祝日の翌日、年末年始は休み)です。
 ついでに環水公園まで足を伸ばし、 フレンチの達人「坂井宏行シェフ」監修のレストラン「ラ・シャンス」、 富岩水上ラインの乗船場、赤い糸電話の「天門橋」、 世界一美しい「スターバックスコーヒー富山環水公園店」、水のカーテンがある「泉と滝の広場」などを見学してきました。スタバは平日でも満員で、天気が良かったので外でコーヒーをいただきました。環水公園は富山駅北口から歩いて10分足らずで、よき散歩コースです。
 あ、環水公園には、小さな閘門として国の指定有形文化財に指定されている「牛島閘門」もあります。
美術館からの展望
(手前の建物はラ・シャンス)
世界一美しいスタバ
(目前を観光船がクルーズ)
小さな牛島閘門
(長さ12m、幅4.5m、水位差0.6m)



U USB電源供給能力チェッカー

by fjk

USB電源をモニタするチェッカーがないか探していたところ、Mパーツで「USB電源供給能力チェッカー」(KM-04、AINEX、\1,680)を見つけ購入した。早速ArduiboUNOのUSB供給端子の間に接続してみると、5V/0.04Aが表示された。本体側面に付いているkeyスイッチで電圧、電流、積算電流量、積算電力量、接続時間の表示切替可能で、本製品をUSB2.0の途中に挟んでもデータの通信が問題なくできる。なお、USBバッテリからの電源供給時には本製品が応答しない電源やバッテリーもある。特に充電量の表示器が無いUSBバッテリなどの充電状況確認に便利である。
USB電源供給能力チェッカー USB電池供給Arduinoの電流は?


Aruduino(4)〜I2CでLCD表示〜 富山県美術館と環水公園 USB電源供給能力チェッカー