Vol.808 13.Nov.2020

ドライバーの選び方 FireTV_Stick (セットアップ) (WiFi回線速度) (ミラーリング)

D ドライバーの種類と選び方

by fjk

 ネジを締める時にドライバーが合わずネジが締められないことがある。マイナス(−)ドライバーは溝に嵌まれば大体使えるが(それでも隙間がない方が良い)、プラス(+)ドライバーは全く合わないか、回せない場合もよくある。

【ドライバーの先端形状】
プラス(+)ねじは、日本やアメリカではフィリップス型(PHまたはH)、欧州ではポジドライブ型(PZまたはZ)が使われている。ポジドライブ型のネジには十字の対角線にさらに小さな4つの刻みがあり、滑めにくい特徴がある。ネジの形状が異なるため、ドライバーもネジに合わせる必要がある。また、フリップス型でも、海外のドライバーは先端が尖っており、日本のJISでは先端が尖っていないという違いがあり、JISネジに海外製のフィリップスドライバーを使うと奥まで入り込まない事がある(海外製でもJISに適応する日本仕様のものもある)。
番号 適応ネジ         
No.00: 〜M1.5
No.0:M1.6〜M2
No.1:M2〜M2.9
No.2:M3〜M5
No.3:M5.5〜M7
No.4:M7.5〜
 先端形状の種類の例    

この他、軸長さ、持ち手の形状・材質、軸貫通、ネジキャチ機能、ラチェット機能、ビット、など種々のドライバーがあるが、ネジとドライバーは。形状・サイズ共にぴったり合わないと、ネジ頭を壊してしまい、使えなくなってしまうので、ピッタリ合う組み合わせで使うことが重要!。

ポジドライブ型とフィリップス型 種々サイズのプラスドライバー


F Fire TV Stick 4K(Amazon)で動画を観る

by fjk

 Fire TV Stick (4K)はAmazonが販売しているメディアストリーミング端末で、インターネットのサービスをテレビやモニターで利用可能にする機器である。主な使用用途は動画配信サービスの視聴で、さらにミラーリング機能でスマホの画面をテレビに映したり、ゲームで遊んだりといった事ができる。
 既にAmazonのプライム会員になっており、Fire TV Stick 4Kであれば4K対応テレビやモニターに接続すると4Kの高画質で観ることができる、というフレーズに惹かれ、Fire TV Stick 4K(¥6980)とイーサネットアダプタ(\1780)をAmazonで購入した。
本体仕様

サイズ 108 mm x 30 mm x 14 mm (HDMI端子を含む)
重 量 53.6g
プロセッサ クアッドコア 1.7GHz
GPU IMG GE8300
ストレージ 8 GB
オーディオ ・Dolby Atmos ・7.1サラウンド対応 ・2chステレオ ・最大5.1chのHDMIオーディオパススルー
Wi-Fi デュアルバンド、デュアルアンテナWi-Fi (MIMO):802.11a/b/g/n/ac対応
音声認識 ・Alexa対応音声認識リモコン・Fire TVリモコンアプリ (Fire OS、Android OS、iOSで利用可)
IR対応AV機器操作同梱のAlexa対応音声認識リモコンで、・IR対応のテレビ ・サウンドバー ・AVアンプ
クラウドストレージ Amazonのコンテンツはすべて無料でクラウドに保存可能
入出力端子 HDMI出力、Micro USB(電源用)
4K対応
出 力 2160p、1080p、720p、最大60fps
フォーマット・ビデオ:Dolby Vision、HDR-10、HLG、H.265、H.264、VP9
・オーディオ:AAC-LC、AC3、eAC3 、FLAC、MP3、PCM/Wave、Vorbis、Dolby Atmos
・写真:JPEG、PNG、GIF、BMP
Bluetooth Bluetooth 4.2/5.0 BLE
システム要件HDMI端子対応HDテレビ、Wi-Fi経由でのインターネット、電源用コンセント
対応テレビ・HDMI端子対応4Kテレビ(24/25/30/50/60Hz および HDCP 2.2対応)
・HDMI端子対応HDテレビ(60/50Hz、1080pまたは720p対応)
保 証 1年間限定保証付き(オプションで別売の延長保証あり)
地 域 特定のサービスは日本国外で適用外の場合あり
同梱内容 ・Fire TV Stick 4K ・Alexa対応音声認識リモコン ・USBケーブル
・HDMI延長ケーブル ・電源アダプタ ・単4電池2本 ・スタートガイド

○Fire TV Stick (4K)で対応している主な動画サービス

●定額制動画配信サービス●基本無料の動画サービス  
・Amazonプライム・ビデオ
・Netflix(ネットフリックス)   
・Hulu(フールー)
・dアニメストア
・dTV
・DAZN(ダゾーン)  など
・YouTube(ユーチューブ)
・GYAO!(ギャオ)
・AbemaTV(アベマティーヴィー)
・niconico(ニコニコ)
・TVer(ティーバー)
    など

○ Fire TV Stick 4Kのセットアップと使い方(Amazonからの説明メール)

  1. Fire TV Stick 4Kおよび同梱物、Wi-Fi接続、必要に応じてWi-Fiのパスワード、HDMI端子対応のテレビを用意します。
  2. Fire TV Stick 4KをテレビのHDMI端子に挿します。必要に応じて同梱の延長用コードをご利用ください。USBケーブルと電源アダプタでコンセントに接続してください。
  3. テレビの電源を入れ、HDMI入力を選択します。画面の指示に従って、Fire TV Stick 4KをWi-Fiに接続します。Fire TV Stick 4Kは購入時に利用したアカウントに登録されています。
  4. Alexa対応音声認識リモコンの、音声認識ボタンを押しながらAlexaに話しかけるだけで、映画・TV番組の検索、操作ができます。  と、Amazonからメールによる説明があったが、3のアカウントの登録はなされていなかった。

最初に接続したモニタTVは(入力切替が容易な)IOデータのLCD-DTV223-XBEで、付属のHDMI延長ケーブルを付けてFire TV StickをHDMI端子に接続し、セットアップを行った。

【セットアップ手順】

  1. TVのHDMI端子にFireTvStickを差し込みUSB電源ケーブルも接続し、USB電源をONにする。
  2. 起動画面がしばらく表示され、その後「使用言語の選択」で「日本語」を選択。
  3. Wifiネットワークサーチ後、見つかったリストから接続したいWiFiを選び、パスワードを入力。
  4. Amazonアカウント&パスワードを入力(アカウントがなければ新規に作る)。
  5. WiFiパスワードを保存するか訊いてくるので、どちらかを選ぶ。
  6. 使用しているTVを訊いてくるが、IO-Dataはリストに無いので「リストに無いブランド」選ぶ。
  7. リモコン操作で音量調整ができるか確認する画面がでるが、リストに無いブランドのTVはリモコンの音量操作ボタンは動作しないので、確認で「はい」を選択(音量はTV側で調節)。
  8. 「Fire Tvリモコンのセットアップが完了しました」と表示されるので、「OK」を選択。
  9. 必要なアプリを全て選択し、・・」と表示されるが、「スキップ」を選択(後で必要に応じて)。
  10. ホーム画面が表示されれば初期設定は完了
  11. Amazonプライム会員なので、「プライムで今すぐ観る」をクリックするとホーム画面が表示され、「映画」から「KINGDOM」を選択し視聴した。テストのつもりだったが最後まで観てしまった。

Fire TV Stick 4K
と LANアダプタ
ホーム画面 KINGDOM視聴中
 4K対応と言うことで、5年前に購入したIO-DATAのLCD-M4K281XBのHDMI端子に接続してみたところFullHDで表示されたが、4Kでは表示されなかった。確認のため、「ホーム/設定/デスプレィとサウンド/ディスプレィ」で観てみると、「自動(4K Ultra HDまで)」となっていたが、右画面には「HDMI2.2に対応していません」と表示がある。残念ながら4Kの画像を見ることはできなかったが、FullHDでも十分に利用できる。4K画面で視聴するには、モニタを買い換えるしか方法はなさそう。
 リモコンで文字を入力するのは面倒なので、Alexaを使ってみたところ、間違いなく認識してくれた。ただ、英文字を入力したく「英文字」を選んで音声入力しても日本語に変換されて認識された(.comアカウントでログインすれば可能なようだが、日本語も同時に使いたい場合は・・・?)。

★★★ Fire TV StickでWiFi回線速度を計る ★★★
 Amazon Fire TV Stickで回線速度が動画視聴に問題のない速度が出ていないとフリーズなどのトラブルが発生ずるので、「Internet Speed Test App」というアプリで通信速度を測定しておくのが良い。
【Internet Speed Test App のインストールと速度計測方法】

  1. Fire TV Stickの検索画面で「INTERNET S」と入力する。
  2. 画面下部に「Internet Speed Test App」というキーワードが表示されるので選択。
  3. 検索結果が表示されるので、「アプリとゲーム」/「Internet Speed Test」を選択。
  4. Internet Speed Test Appの詳細画面が表示され、「入手 無料ダウンロード」を選択するとダウンロードとインストールが始まる。
  5. インストールが完了したら「開く」を選択すると、ソフトが起動する。
  6. 起動画面の「START TEST」をクリックすると計測が開始される。
  7. 画面上部の4つのインジゲータ(SD、HD、Full HD、4K)がグリーン表示であればその解像度の映像は快適と意味。最低でもFull HDのインジゲーターが緑になっていればとりあえずは問題ない
検索画面 アプリを選択 インストール完了
起動画面 WiFi環境測定結果
(4Kがイエロー)
有線LAN環境測定結果
(4Kがグリーン)
 WiFi環境ではFullHDまではグリーンで、4Kはイエローとなった。そこで、イーサネットアダプターを使ったところ、4Kまでグリーンとなった。現在4Kで視聴できるTVが持っていないので、WiFiのままでも良いが、WiFiではたまにフリーズする現象があるので、有線接続が良さそうである。
 Fire TV Stick 4Kに電源を供給するUSBケーブルだが、最低でも2A必要で、標準添付のケーブル以外のケーブルを使う場合は、動作が不安定になることがあるなど、注意が必要

★★★ スマホ画面のミラーリング ★★★
 Fire TV Stick 4KおよびSH02Mスマホはミラキャストに対応しており、スマホ画面をTVに映してみた。

【Fire TV Stick 4Kの設定】
1.ホーム画面で「設定」を選択
2.「ディスプレィとサウンド/ディスプレミラーリングを有効にする」を選択する
3.待機画面となるので、この状態のままでスマホを接続する
4.ミラーリングの終了は「戻る」ボタンで、ミラーリング終了確認メッセージが出るので「はい」
【SH02Mスマホの設定】
1.ホーム画面から「アプリフォルダー」を選ぶ
2.「設定/接続済みの端末/キャスト」を選ぶ
3.右上のメニューで「ワイヤレスディスプレィの有効化」を選ぶと接続出来る端末が表示される
4.接続したい機器を選ぶと、TV画面にスマホの画面がミラーリングされる
5.ミラーリングを終了するには「ワイヤレスディスプレィの有効化」のチェックを外す
ミラーリング待機画面 スマホの設定 ミラーリング中

※ スマホの画面をテレビに映すことをミラーリングという。ミラーリングをする方法にはいくつかあり、Androidなら「キャスト」、iPhoneなら「AirPlay」など。

※ Miracast(ミラキャスト)はWi-Fi関係の業界団体であるWi-Fi Alliance (ワイファイ アライアンス)が策定した無線通信方式であり、 スマートフォンやタブレットなどの画面をデジタルTVやディスプレイにワイヤレス(無線)で表示することができる。有線で接続する場合はHDMIケーブル等でつなぐが、Miracastに対応している機器同士は無線で接続できるので、 Miracastは「ワイヤレスHDMI」とも呼ばれている。

※ Googlecast(グーグルキャスト、旧Chromecast)は家庭内のWi-Fiに接続して、対応している機器を探して接続する方式で、ミラキャストはミラキャスト対応機器と1対1なのに対して、グーグルキャストは自宅Wi-Fiに接続されていてグーグルキャストに対応している機器であればどこでも画面を映すことが可能である。しかし、機器同士が自宅Wi-Fiに接続されていないと使えない。


ドライバーの選び方 FireTV_Stick (セットアップ) (WiFi回線速度) (ミラーリング)